Arturia analog lab 3

今日はKazunori O です。

ラジオで自分の曲をかける時に使う、いつも頼ってこれなしには曲が作れないというツールを紹介しようと思う。

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Arturia analog lab 3だ。

Arturiaにはお世話になってもうすでに10年以上経つ。

昨今ではDTM女子なんて言われる輩が登場するほどにDTMが行き渡っている。

その頃から、いやもっとそれ以前からこのメーカーは歴代のハードウェア、ドラムマシン、シンセサイザーと名機と呼ばれるものは片っ端からソフトシンセにしてしまおうと日夜研究し、世に送り出してきた。

特に素晴らしいのはそのサウンドだ。

アナログ物理モデリングというおしゃれなフランスの技術が詰まった総資産といってもいい研究成果を初心者、中級者から果ては上級者までに1万円ほどで提供する出血大サービスのメーカーだ。

まずはじめに話しておきたいののがシンセにはPCM音源と物理モデリングがあるということ。

PCMというのは簡単にいうとサンプリングだ。

サックスならサックスの弱い音、強い音、長い音、短い音そのほかにもその楽器特有の奏法だったりを録音しておいてそれをキーボードをスイッチに再生する。

これがPCM音源の簡単な説明だ。

それと比較する物理音源システムは仮想空間にピアノを作り出しそれを演奏するというものだ。

例えばピアノは大方、木でできているのは周知の通りだと思う。

鍵盤を弾くと張ってある弦がハンマーで叩かれる。それで音が鳴るしくみだ。

想像してほしい。

もし仮に木製のピアノが銀製だったら?

フルートでも純銀製となるとあの小さい個体で100万とかそんな値がつく。

しかし仮想空間なら話は別、銀の楽器としての特性,響き方をモデリングし仮想空間に構築できればそれを鳴らすなんてこともできる。そんなことを研究しているフランスのIRCAMという音響研究所があり僕はまさにその音の虜である。

その技術をとPCM音源でできたアナログモデリングシンセ。

それがArturia alanog labなのだ。

その音はシャレオツフランスっぽくて好みのどんピシャだ。

えげつないヴィンテージシンセのグロテスクな暗い部分は少しライトになっていて、そしてアナログくささがしっかりと残っている。

ポップでキュートでコーティングされた僕の知る限りとても使いやすく即戦力で実用的音源。

いい楽曲にはいつだっていい相棒、すなわち手に染み付く楽器がある。

僕はArturiaなしで曲を作れる気がしなくもないが、ファーストチョイスするシンセそして結果最後まで使うシンセであることは間違いない。

ある時フランスのメーカーサポートにメールであなたたちのシンセなしには音楽は作れないと送った。

とても気持ちのいいメールが返ってきたのを今でもよく覚えている。

ここでAnalog labで作った曲を載せておく。

是非聞いてみてその音を自分の耳で確かめてみてほしい。

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https://www.tunecore.co.jp/artist?id=201705#r384748

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以下のサイトで視聴、購入できます。

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