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今回は マッシブ・アタック!
ストレートに好きなので
みなさん こんにちは。
Kazunori Oの友達のよしなりと申します。
4回目の登場となります今回は、前回に引き続き「聴いて 感じて 描くのコーナー」の第3回目を お送りしたいと思います。
このコーナーは アーティストさんのある1曲をピックアップして、その曲を聴いてみて 浮かんできたイメージをイラストに描き起こす というものであります。
毎回 誰の曲をセレクトするのかが、楽しくもある 悩みどころなんでありますが、今回はストレートに ぼくの大好きなマッシブ・アタックで行こうと思います。
ブリストルサウンドの雄 マッシブ・アタック!
それではマッシヴ・アタックについて簡単に説明させて頂きたいと思います。
マッシブ・アタックは、イギリスの湾岸都市 ブリストルにて グラント・マーシャル(ダディーG)、ロバート・デル・ナジャ(3D)、アンドリュー・ヴォウルズ(マッシュルーム)の3人で結成されています。
1988年に シングル”Any Love”をリリース、1991年に1stアルバム「ブルーラインズ」をリリースしています。
マッシブ・アタックの音楽性は ヒップホップ、レゲエ、ダブを中心にして ソウル、ジャズ、ロックなどの要素を取り込んだものとなっています。
ジャンルとしては ダンスミュージックですが、そのサウンドは ヘヴィーでダーク、かつ 気怠い浮遊感があるのが特徴です。
また 同じ頃に出て来た ブリストルのグループPortishead等があり、後にそのサウンドは ブリストルサウンドや、トリップホップと呼ばれるようになります。
しかし彼らはトリップホップと呼ばれることを快く思っておらず、今ではエレクトロニカとして扱われているようです。
オリジナルアルバムとしては これまでに5枚出しており、2010年に出した5枚目のアルバム「ヘリゴランド」が最新作となっています。
尚 三枚目のアルバム「メザニーン」は、これまでにあったジャズの要素が減り ロック色が強くなったものとなっており、この音楽性の変化に不満を感じたマッシュルームは 「メザニーン」リリース後にバンドを脱退していて、現在は3DとダディーGの2人体制となっております。
1st、2ndアルバムが好きな僕としては やや残念な事ではあります。
さてさて今回の曲は 1st「ブルー・ラインズ」からの〜!!
さて、では今回はどの曲にしようか?
やはり衝撃を受けた1st「ブルーラインズ」からにしたいと思います。
もう一度曲を聞き直してと。
決まりました!今回は4曲目の”ビー・サンクフル・フォー・ホワット・ユーブ・ガット”に決定であります。
この曲は 軽快なソウルナンバーで、なんとも気持ちいい グルーヴなんであります。
ではでは 曲について調べてみようっと。
教えてグーグル!
ギョギョッ、な、なんと この曲 カ、カバーではあーりませんか!
路線変更!ウィリアム・デヴォーンさんのビー・サンクフル・フォー・ホワット・ガットで!
え〜っと、なになに?アメリカの元公務員(諸説あるようです。)でシンガーソングライターのウィリアム・デヴォーンさんが、1974年に初めてリリースした曲で、フムフム。
なに〜?全米チャートで4位! 200万枚も売り上げたですと〜!?
いわゆるフィリーソウルの名曲だと。
知らなかったな〜。
よし 早速聴いてみよーっと。
Pray On!っと。
(試聴中)
う〜む マッシブ・アタックのカバーより 、よりレイドバック感があって、ドン ドンと鳴っている16ビートのバスドラ が 印象的であります。
カッコイーじゃありませんか。
え〜 路線変更であります。マッシヴ・アタックのカバーもクールで メッチャかっこいいんでありますが、
今回は、本家のウィリアム・デヴォーンさんの”ビー・サンクフル・フォー・ホワット・ガット”で参りたいと思います。
歌詞の内容は 詳しくは分かりませんでしたが、かいつまんで申しますと、
君(達)はキャデラックを持てないかもしれない。
けど 兄弟や姉妹を思い出して。
何とかやっていけることを忘れてはいけない。
自分(達)が既に持っているものに感謝して。
といったことを言っているようです。
ちなみに 曲名の”BE THANKFUL FOR WHAT YOU GOT”は、どうやら”報恩謝徳”と言う四字熟語の仏教用語のようで、その意味は 「受けた恵みや恩に対して報いようと、感謝の気持ちを持つこと。」だそうです。
ウィリアム・デヴォーンさんはとても信心深い人だったそうですが、それが表れている とても素晴らしい内容の歌詞だと思います。
アルバムは3枚出していますが、1stシングルのようなヒットには恵まれませんでした。
70年代にトリップして 描〜きま〜す!!
え〜それでは 「聴いて 感じて 描く」の実践に入りたいと思います 。
曲に没入してと。
そーれ、サーラサラーのサーラサラー(本当は 結構時間かかってます 汗)。
出来ました〜。
え〜 こんな具合に仕上がりました。
でけたど〜。
わ〜い。
いかがでしたでしょうか?
もし 気に入ってくれた方がいらっしゃいましたら、幸いでございます。
ちなみにイラストの男性は ウィリアムさんでは無くて、曲からイメージした 70年代のアメリカ人男性であります。
それではみなさん 次回まで。
ご機嫌よう。
よしなり