宇宙人を探して近所を散策7

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最近は

だいぶ涼しくなった。夜は寒くてtシャツじゃ屋外にはいれない。今日も素晴らしい秋晴だ。1枚シャツを羽織り早速月が出ているか、月が出ていても雲がかかっているのかどうか、外へ出てみる。

綺麗なもんだ。秋の透き通った空気。夏のジメジメとした湿度はなく、心地いい風が吹いている。月はいつもより大きく見えここからでもクレーターまで見えそうだ。あいにくそんなに視力のない僕はカメラを持ち出し三脚を立てる。あーあ左右どちらとも100.0(百点ゼロ)位あったらなぁ。とか思いながらピントを合わせていく。

宇宙人てどんな格好してるんだろう?

流石に文明を築き宇宙船をつくり地球を旅しにくる様な人類の先を行っていると思われてる人達だ。羞恥心があり服を着ているのだろうか?それともありのまま、服を着るなんて逆に恥ずかしいと思っている人達なのか。恥ずかしいとかそんな事とっくに超越した存在なんだろうか?

僕の頭に疑問がよぎる。

僕の存在している特にジャパンと言う国ではコスプレという文化が世界の中でも1番に盛んだと言っても過言ではない。好きなアニメの格好を真似し、かつらといっていいのか頭から被り物は勿論細部に至るまで完璧にそのキャラクターを再現してくる。そしてそれを喜んで見ている男性。さらにそれらを遠巻きにそして冷ややかな目線を送る一般人。そんな冷ややかな目線を送る人さえも会社ではスーツを着、OLは決まってストッキングを履く。女子高生はもてはやされ可愛い格好をしたいからとこぞって同じようなセーラー服を全員着続けている。誰も真の自由を尊重しプライドをかけ気分のままに自由な服で登校してくるものは限りなく少ない。今日は暑いからと素っ裸で会社に来たり登校するものに至っては変態と呼ばれお巡りさんにしょっぴかれていく。はみ出しものと呼ばれる不良やヤンキー(死語か)でさえ今でこそわからないが学ランを少しカスタムしたそんな可愛い程度だ。そして先生はそれを必死になって注意している。そんな先生は結婚式ではドレスを着、教会で式をあげキリスト教徒になる。歳をとり親族がなくなれば着物を着、途端に仏教徒に早変わりだ。

なんの一貫性もないのだ。貫かれた信念などどこにも感じない人達に注意され続けた僕らの価値観は当然同じ曖昧で適当だ。もしかしたらそれこそ娘のスカートの丈を批判し犬にはしっかり可愛いからと服を着せて散歩しているだろう。そして1番大事なところは隠しはしない。変態を通報する人でさえ自分のペットには上からコートを1枚羽織っただけの変態犬を自慢げに見せびらかして散歩している。変態と呼ばれる人と全く同じ心理だとは何年経っても気付く様子はない。僕は自分だったらと思うと恥ずかしくて目も当てられない。泣いちゃいそうだ。何への涙かは決してわからない。犬に同情したわけでもないだろう。そんな事犬自身は気にしていない。ただそんな人達を見て悲しくなったわけでもない。

ただ僕は虚しいのだ。どちらの気持ちも分かってなおどこにも行けない事を思うと虚しくて仕方ない。つまり全員がコスプレを良しとしその程度が問題なのだ。僕も当然その中の1人でなんの注意の鐘を鳴らす気もさらさらない。逆に受け入れ今必死になって宇宙人の正装について前向きに考えているのだ。

もはやどっちが前か後ろかもわからない。しかしどうせならコスプレを冷ややかにみるよりコスプレを思いっきり楽しんだ方が随分潔いではないかと思った僕はYahoo!オークションで早速宇宙服を検索してみた。

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あったー。

本物だ!旧ソビエト時代のソユーズだ。すごいこれが1番欲しい!

と思ったのもつかの間値段は¥12,000,000(1200万)だ。とってもお高い。やはり僕はどこにも行けやしない。今日もここにいるしかないのだ。

Kazunori O

songs released

以下のサイトで視聴、購入できます。

youtube, Spotify, youtube music premium, iTunes, google play, apple musicなど

https://www.tunecore.co.jp/artist?id=201705#r384748

youtube Kazunori O music official

https://music.youtube.com/watch?v=xmoR5P5AJUs&feature=share

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