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夏本番! 様々な暑さ対策
エアコン様は 欠かせません!
みなさん 始めまして。
僕は Kazunori Oの友達でして、よしなりと申します。
今回は Kazunori Oのブログにお邪魔しまして、コラムを書かして頂く事になりました。
どうぞよろしくお願い致します。
さて、ここのところ日本は えげつないほど暑い日が続いており、まさに The 夏な訳でありますが、
みなさん それぞれ暑さ対策をされている事と思います。
暑さ対策で 思いつくのは 、まずは当然 エアコンと扇風機。
僕も 一時は、エアコンを使わずに 一夏を過ごした事もありましたが、あれは 只々、体力を消耗するのみで、若くないと無理。
オッサンとなった今や、エアコン無しの夏など 考えられません。
そう 個人的には、わさび無しの刺身や マスタード無しのホットドッグぐらい、あり得なくなってしまいました。
yes!年 実感!な訳であります。
他にもあります! 暑さ対策
えー 他にも様々な暑さ対策がございます。
麻素材など 涼しげな衣服を着用する とか、アイス かき氷など、食から涼を得るとか(食べ過ぎには注意であります)、すだれ、よしずを活用する なんてものもございます。すだれや よしず、風情があっていですねえ。僕は好きで使わせて頂いております。
↓これがよしずであります。
素材はあしであります。
↓すだれでーす。
主に細く割った竹で 出来ています。
最近では、様々な 冷んやりグッズも出ています。
冷感敷きパッドや冷感シーツ、冷感スプレー、ポータブル扇風機などなど、暑さを和らげてくれる 快適グッズの目白押しです。
誠にありがたい事でございます。
忘れちゃいませんか? 日本の夏の風物詩!(だった)風鈴
風鈴と その起源
さて 皆さん、ここまで 幾つかの暑さ対策を上げてまいりましたが、忘れて欲しくないのが 風鈴なのでございます。
改めて 説明させて頂きますと、風鈴とは 金属、ガラス、陶器などで作られた 小さな釣り鐘型の鈴で、中央に吊り下げられた舌(ぜつ)に付けた短冊が 風に揺れて鳴る仕組みになっております。
起源は、風鐸(ふうたく)と呼ばれる青銅製の鐘型の鈴で、古代インドでは 魔除けとして用いられていたそうです。
その後 中国に伝わり、竹林に吊り下げて 音の鳴り方による吉凶占いにも 用いられたので、占風鐸(せんふうたく)とも呼ばれました。
それが日本に 仏教建築文化と共に伝来したと考えられています。
風鐸のカランカランと鳴る音が厄除けとして使われ、平安(794-1185)、鎌倉時代(1185-1333)の貴族の間では、縁側に風鐸を下げていたそうです。
風鈴が大衆に広まって行くのは 江戸時代になってからで、1700年代には鉄製風鈴が生まれ、その後、ガラス製の風鈴も作られるようになりました。
その頃から風鈴は、厄除けから涼を感じるものへと変わったようです。
なんで涼しく感じるの?風鈴の音
熱伝導と音波
では何故、風鈴の音を聞くと 涼しく感じるのでしょうか?
例えば 僕は、金属を叩くと、透き通った 冷たい音と感じますし、木を叩けば、こもった 暖かい音と感じます。
面白いのは、触ってみた場合も これと同じように感じることです。金属に触れば 冷たいと感じますし、木を触れば 暖かく感じます。
表面温度を測っても 同じなのにそう感じるのです。
氷を触ると 冷たく感じます。これは 熱が高い方から低い方に速く流れる為だそうです。こうした熱の移動を 熱伝導と言い、この熱伝導率が高いと、触った時に冷たく感じます。
熱が速く移動すれば 冷たく感じ、熱の移動が緩やかであれば 暖かいと感じるんだそうです。
また 高密度の物資は 熱伝導率が高く、低密度の物資は 熱伝導率が低いといえそうです。
音波も これと同じ事が言えて、低密度の空気中では秒速340mで伝わりますが、高密度の金属などの個体の中では、秒速5,000mで伝わるそうです。
音波の性質と熱伝導の性質には、相関関係があるように思います。
風鈴の音を聴いて 涼しく感じるのは、こういった事が関連しているのではないでょうか。
癒しの高周波数音でリラ〜ックス!
風鈴の音には 高周波数の音がたくさん詰まっているそうで、小鳥のさえずりや 小川のせせらぎ、波の音などの自然界の音も、高周波数音だそうです。
心地よい高周波数音を聴くと、脳内にβエンドルフィンやセロトニンなどの 脳内ホルモンが分泌し、自律神経をリラックスさせる効果があるそうです。
昨今は 騒音問題もあり、町で 日本の夏の風物詩である風鈴を見かける事も少なくなって参りました。
ですが もし 環境が許すのであれば、この夏を快適に過ごす一助として、風鈴を吊るしてみては いかがでしょうか。
チリーン
よしなり