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歌ってみたをmixを依頼するのは恥ずかしい?
これは皆さんが何について恥ずかしいと思ってるかによると思います。
初心者の方でしょうか?
正直に言って恥ずかしいと思っていて正解だと思います。
ラジオ出演10年ほどやっててもテレビの仕事やってても思う事なんですが、恥ずかしくて当たり前だと思います。
何千から始まり何百万もの人たちを前にパフォーマンスするのは誰だって気が引けます。
それは当たり前だと思います。
僕は最高な人間ですので人前に立って当たり前です!
なんて意気揚々と言ってる方がおかしいです。
変態だと思います。
付き合いたくないです。
でも同時にそれだけのトレーニングを積んでる 裏付けだとも思います。
だからその感情自体大事にして欲しいと思います。
とは言っても歌ってみた参入してみたいと思っている人に向けて恥ずかしくない音にするにはどうすればいいのか?
参考になるヒントやどうやって作られるか裏側を知らなければ無駄に怖い情けない思いをすると思います。
そう言った事を避けるにはと言うテーマで話していきます。
僕が感じる歌ってみたと言うジャンルに対して、僕だったらと言う観点でお話しします。
はっきり言って歌ってみたジャンルはかなり作り込まれてると思います。
映像で言えば、アニメっぽいアニメとは言い難いですが、歌詞が出てきて、絵師さんが書いた映像がズームしたり引いたりって言うような印象のものがあるのと、
また、別のバージョンとしては、もうそのまま歌い手が歌ってる姿を映しながらオケとミックスさせてるもの。
大まかにこの2つのパターンがあると思います。
そして、音声に関して言えば、確かに流行っている勢いがあるジャンルだけあって、歌い手もレベルは高いですし、プロの歌手だって登場しますよね。
ただ僕が見て思うのはリップシンクっていう手法が使われてると思います。
かなり作り込まれているということです。
僕が見たのは今プロアーティストの歌ってみた動画でしたけど、 それにはしっかりリップシンク使われてました。
もしくはそれに似た手法。
リップシンクっていうのは簡単に言えば、口パクです。
それか、もしくは歌ってる音声をそのまま使ってるわけでは全くないと言うことです.。
リアルタイムでピッチ調整をかけているものとか、 画面に人が映るもので、1曲丸々歌うような ものにはかなりエディットがかかって いる印象です。
ですのでがっちり音の収録は別トラックでしといてしかも、エディットできる状態に収録しておきます。
もう一つ、絵師さんの文字が動くような歌詞が動くようなものは、もうCD(リリースクオリティー)を目指してますよね。
リリース音源と変わらないところを目指してると思います。
まずはリップシンクから解説します。
音楽番組ではよく使われる手法ですが、僕が収録した番組ではほとんど使わなかったです。
ですから、音声に関して言えば歌ってみたジャンルで恥ずかしいと思うことってその音声の編集やエディットさらにはリップシンクするために口と音声を合わせる作業。大体4フレーム以内って言われますが、29.97FPSで。(これは映像が 1秒に何枚の絵で構成されているかの数字です)
要は、それぐらいのずれなら、視聴者は気づかないっていうことです。
だから、僕の結論としては、エディットありき感がすごく強いジャンルが歌ってみたになるのかなと思ってます。 ガチガチに編集してミックスしてあるって言うジャンルだと思います。
歌ってみたと言う気軽なタイトルとは全く逆行くところがすごく面白いです。
恐ろしいです。
作り方としたら例えば何人かで歌ってるんだったら、別々に全て音声を収録しておいて、かぶりと言われるんですが、隣同士で歌ってたら、横の人が歌った音声がその横の人のマイクにものります。
そういうのを避けて別トラック収録して、1本1本の音声をきれいな状態にしておきます。
それは何故かって言うと、レコーディングと同じですが、ボーカルはブースで歌われますよね。
それぞれ別の楽器も同じ室内で一発撮りっていうことは、今あえて狙わない限り採用されない手法です。(レコーディング時)
番組の良いところはライブ感もあり、レコーディング感もあるって言うような、つまりやり直しや撮り直しはきくんですが、生感もちゃんとある。
これが1番良いところだと思うんですが、歌ってみたジャンルに関しては、レコーディングよりっていうか、ピッチ、補正までがっちりかかって放送される感がとても強いです。
ですので、素人の人がレコーディングや収録の方法もわからずに、さらにエディットもわからずに歌ってみたを取るのはとてつもなく難しいと思います。
歌ってみたって、言葉の通り、素人が人の曲勝手に歌ってみたっていうのが良いジャンルではありますが、現在ではがっちり編集までしていると思います。
ですから、気楽に歌ってみたギター弾いてみたではとてつもなく音の差が出てしまうのでもしかしたら、そこの差が1番恥ずかしいと感じるのかなと思います。
歌い手としての力、レコーディング知識、マイキング、マルチトラック収録、ミキシング、マスタリング、ラウドネス調整の知識が放送を正しく行う際には必要です。
ラウドネス 調整とは何かわからない人はこちら
ビデオエディティングソフトでは、ピッチ、補正はまずできません。
まず、小説単位に切り替えられないですよね?
僕もそんなにビデオエディティングソフトの特にその中の音声エディットページついては詳しくないですが(音の編集がしにくいため)、
DAWソフトだったらフレーム数も決められます逆に、BPMいくつの4分の4小節とか8分の6小節とか、そういったそもそもの設定の変更ができるので
僕が歌ってみたに対抗する場合は、まず音を収録します。
同時に歌ってるところをカメラで収録します。
カット割りをかえながらやれるとよりいいかもしれません。
カット割りっていうのは、テレビでどの画角でどの角度から演者の映像を撮るか。
と言うものの台本みたいなものです。
僕がやってたテレビですとスライダー1本カメラ4台で映像は収録してましたので
どのカメラが、どの角度で、どういった表現で曲の雰囲気に合致させながら撮るかっていうことですので、最初のイントロ8小節は1カメでウェストバストショット(WBS)とか。
こんなふうにカット割りに書いておくのです。
番組として、絵にもこだわるならですが。
簡単に言うと、オーディオをしっかり扱うためには、まずDAW(digital Audio workstation) ソフトで同期する必要があります。
あまり難しい事は言わないですが、映像はAdobeプレミアみたいな映像編集ソフトでの
オーディオはDAWソフトで扱う必要があります。(Adobeもオーディションという音声だけ 扱えるソフトを出してます)
DAWソフトの中でもAAFファイルで、同期するのが映像と、音声のやり取りの基本ですので、cubaseならproバージョンstudio oneでもprofessional バージョン
と1番上のモデルになります。
AAFファイルの書き出しと読み込みに対応します。
つまりマルチトラックの書き出しと読み込みに対応するという事です。
後ピッチ補正もstudio one ならmelodyne がついてきますし、cubaseならvari audioというスタインバーグのピッチ補正がアーティストバージョンから内蔵されて
他にも何のプリアンプ使うとか?(こだわったり、プロ達と同じにするなら)
このトラックには何のコンプレッサーを使うですとか
いろいろなジャンルがあって
それに合わせたいろいろな選択肢があります。
さらには、編集面で言えば、タイミング補正、ピッチ補正。
歌ってみたであれば、オケとのミックス作業。
放送用のラウドネス調整。
大体こういったことが歌ってみた界隈で戦うための知識や技術になります。
あとは最低でもオーディオインターフェイスがハードウェアとして必要になります。
チャンネル数は、同時録音が必要なチャンネルがあればまずは大丈夫でしょう。
いいのを選ぶことに越したことはないです。
一応恥ずかしくないと思えるクオリティーの音声を得るラインということで話をしています。
まとめると恥ずかしくないクオリティーを得るためにはハードウェアとしてはスピーカーとオーディオインターフェイス、必要本数のマイク
アコースティックギターならそれに一本
エレアコならラインでもいいでしょう。
歌用マイク一本。
1番シンプルな構成のピアノで弾き語り歌ってみたなら電子ピアノならライン出しすると収録しやすいですし
マイクを立てるならステレオで2本たてるといいのではないでしょうか?
モノラルで2本でステレオと言う意味です。
勿論後歌用に必要なだけ。
後は歌い手の技術と編集できれば恥ずかしくないクオリティーが目指せるのではないでしょうか?
ご自身に何が足りなくて恥ずかしいのかの気づきになれましたでしょうか?
自分の見た目が恥ずかしいとか、自分の声が嫌いというのもあるかと思います。
それは僕自身の感覚ではありますが、顔が変だから音楽番組収録はあなたはできません。なんて思った事、感じた事もないし、確かに収録にはスタイリストさんがついてるからそんな事ない様にしてるのが大きいのもあるでしょうが、見た目よりもっと恥ずかしいのはやっぱり僕にとってですが音に不真面目。
これにつきます。
これはエンジニアとしてもかなり嫌です。
声自体が悪いとかよくないと自分自身で思ってても案外それが人に気に入られるし、覚えて忘れられない個性として認識される事は大いにありうると思います。
エンジニアに頼むのが恥ずかしいという話もわかります。
なんか内面見せてる感覚ですよね。
安心して下さい。
エンジニアとして長くやってるほどうけ幅は広いと思います。
ジャンルも関係なくなります。
僕のルーツはuk好きみたいに感じます。
いっぱい買ったものがそれによってると思います。
仕事ではメタルやビジュアル系、ガールズバンド、アイドル、演歌、歌謡曲、までやってますし、
ヒップホップ、ミニマル、グランジ、エレクトロ、ジャズやワールドミュージック、イージーリスニング、ポストロックのジャンルのCDも持ってます。
ね?
最初は無理だった毛嫌いしてきけないものもありましたが、いつの間にか多くのものを聞ける様になってきてなんというか、うー無理ってならなくなってました。それどころか異なるジャンルに没入感とういうかジャズで怖くなったり、
ヒップホップのジャンルのCDで泣いたり実際感動できる幅が増えて、ただ吐き出さなくなっただけじゃなくて噛んで味わってうまいなーって思える事が増えたのはこの仕事に感謝ばかりです。
多くの音楽を聴いてきました。
声が変というか変わってるというところで思いついたのはスマッシングパンプキンズのボーカルとトムウェイツなので聞いてみてください。
両方とも僕は大好きです。
変わってると思うけど最高にかっこいいと思います。
※
これで恥ずかしいと思う、原因と対策の参考になりましたでしょうか?
自分の歌ってみたに足りない事や意識的なものが解消されますでしょうか?
マルチトラックで収録できればその後のエンジニアに渡した時もより手をかけてもらいやすいと言いますか、
Mixに手をかけられるのでいい結果を期待できると思います。
これはちゃんと歌ってみたに参入する、他の人達としっかり渡り合えるという話です。
個人的にはアンビエントマイク一本たてて、
それこそカメラにxlr接続できればそれでピッチ補正も無しで2mixをラウドネス値の調整だけしてこそ歌ってみたと言う企画の名前に相応しいと思います。
自分に合った収録と放送にできればそれでいいでしょう?
このジャンルはアーティストだけではないのでなるべくそうでない人向けに書いてます。
あと歌ってみたと言う 絵師さんの モデルのほうは
これは完璧を目指すしかないです。
収録音。
歌。
音質。
ストリーミングサービスクオリティーですから、
もうプロに任せるのが1番です。
ほんと 歌の収録だけしっかりやって、 最終段階のイメージ伝えて、 リファレンスって言って、この音源を参考にっていうのをエンジニアさんに渡して、 ピッチ補正してタイミング補正して
プロの音質でお願いしますって言って、 歌い込んでくれさえすれば 音質的には
ツーミックスのオケファイルと 歌のトラックと
あるなら、そのハモリトラック。
しっかりクリッピングなしに表現、ピッチ 周りのノイズ等、注意して収録して エンジニアさんに マルチトラックって言って後で説明しますけど、一つ一つのトラックボーカルだったらボーカルトラックそれぞれ別々にして、渡して 待つ。
これがAdoさん風 といいますかガチで作られた歌ってみた音源 の作り方。
だと思います。
アーティストと同じだと思います。
歌う曲が、ただ人の曲って言うだけで、クオリティー等は
なら遜色ない感じですよね。
ちゃんとした最高の音源を求める。
そういったところで、戦うなら
まず、間違いなくプロに頼む必要があるとは思います。
次で説明していきます。
Mix依頼をプロに頼むメリット
これは大きいです。
まず機材が違います。
放送に適した機材がありますからそれらを使えることです。
せっかくアーティスト側(歌ってみたを歌う人?というのかな?つまり演者さん)がマイク、マイクプリアンプ大好きなコンプ、オーディオインターフェイス等で、収録されたとしても
ミキシングエンジニアがオーディオインターフェイスが、1万円の入門者用だと、もうそれだけで、音の歪みやダイナミックレンジの狭さを確定させてしまいますし、SN(シグナルノイズ比)も良くないので音にノイズが乗ることになります。THD+等の数値がよくないと音が濁り、本来のダイナミック感や音の質からいろんなことにデメリットが出てきてしまいます。
あと、プラグインを持ってる数も、全然違うように思います。
これは本来のオーディオを扱うDAWソフトよりもどんどん高くついてくんで、もうきりはないです。
最近買ったプラグインで、お気に入りなのは最初に断っておきますが
皆さんにはお勧めしないです。特に初心者の人にはオススメはできないです。
何故かと言うと音はいいんですがすごく重くて、バウンスやフリーズでオーディオを書き出していかないと全然先に進めなくなります。
重いというのはただ音の良さクオリティーの証明でもあるところは事実ですのでバランスが難しいところです。
ただ伝えたいのは すごくシンプルです。
僕自身が音響を面白がってるってことです。
好きだなっていうことです。
簡単にだけ紹介します。
UAD(universal Audio)、wavesは有名ですどちらもアルゴリズム系ですので、使いやすさは断然こっちの方が上です。
僕が紹介するのは
※https://www.acustica-audio.com/
のolive とN4.5、Tim pathrickまで入れたのでかなりのアナログ好きと言えるでしょう。
※olive 動画
これらはプレミアムプラグインなんて呼ばれますが
大体100ユーロから200(32000円位)ユーロ位で1つ買えると思います。N4.5だけもう少し高くて400ユーロから大体65,000円位ですか。(23年現在)
野暮すぎますが、プラグインというスタジオにあるプロセッサーのパソコン版ですが、1つずつこういった値段がします。ハード、プラグインが良いものになってくると、クロスオーバーしてくるようなレンジがあります。
最初は、手軽にハードの音がソフトで使えると言うコンセプトでプラグインはできたように思いますが、
現在では、往年のスタジオ機器がほとんどプラグインで使えて、プラグインで音の変化をさせると、バイパスとウェットの行き来ができる。
これが断然メリットで、エンジニアにもう少しって言ったところで、もうハード通して音が決まってるとほとんどが後戻りできないって言うようなことがいろいろあったんですが、方向性を途中で変化させることもできるようにはなってはきてます。
そういった大きな流れはあります。
かといっても、断然、エンジニアの知識の方がプロセッサーに関して多いんで、大体が現場のディレクターとエンジニアで決定していくって言うような感じだと思います。
少しだけオリーブって言うソフトを紹介すると、
70年代の代表するスタジオが、アメリカのサンフランシスコからもう少し東に行ったところコロラド州に85年まで続いたスタジオがあったんですが、そこに設置されていて、アースアンドウィンドファイヤーやエルトン・ジョンのカリブーとビーチボーイズとまぁ限りなく有名なアーティストが使用していたスタジオで使っていた卓の1つで後に、APIやneveにもその技術が採用されたとされてます。
そういった経緯のあるミキサー宅のシュミレートがオリーブです。
質感はグレースデザインなどのトランスレスのクリーン系ともneveとその中間の音という感じです。
Vcaコンプが採用されてますので、独特のモタっという感じや重みもあります。
と言うような簡単な紹介ではありましたが、
こういったプラグインの中でもブティークって言われます。
価値のある歴史の遺産という事です。
あったかみがあって 感があって、 優しい音がしますよね。
と言うように、
ほんとにDAWソフトよりも、2つ買えば断然高いんで、プレミアムとか言われるんですが好みはあれどまぁこういうのを エンジニアはいっぱい持ってるわけです。
こんなマニアックな情報そんなに需要はないと思うんで、あえてそんなに紹介はしませんが
サウンドは大きく違ってきます。
Acustica audio のプラグイン方式としては、ダイナミックIRって言われていて僕の調べた感じですと、出音から逆算してIRを組んでいくみたいです。
ですので、少し方式が違う。インパルスレスポンスのリバーブが好きな人だったら
IR技術に注目しておられると思うので参考にはなると思いますが。
僕が最近気に入ってるプラグインの1つです。
と言うように、機材は全然違うと思います。
もし言ってる事がわからなければ申し訳ありません。
簡単に言うといい音を収録するためのツールの仕様について話しているだけです。
※オンラインmixのオーダーページに使用機材リストとして入れておきました。
プラグイン1つづつはもはやスペースがどれだけあっても足りないのでメーカーしかのせれなかったですがそれだけでもすごい数になってます。
これらを使ってラジオ放送したり音楽番組の音を調整したりしていました。
また、用途もまったく違うので、僕の基本的な流れとしてはアナログ系でミキシング、リニアフェイズは主にマスタリングで使うようなイメージです。
現在ではトランスを通さないプリアンプもたくさんあると思いますんで、これは好みで全然お客さんが選んでもらってもいいんですが、僕の作る音はこういった伝統的な諸先輩方の知恵、技術、歴史に敬意を払った作りを基本的に目指してます。
これらを素材に合わせて、曲の雰囲気も考えたりしながら、方向性を決めていく音色を作って行くっていうのがエンジニアのやり方だと思います。
さらに、プロのミキシングはラウドネス対策や音のルールにのっとって行われるのでラジオやストリーミング、youtube等プラットフォームでの音の質感、音響的な優位性を提供できます。
プロの手によるミキシングはプロの仕上がりを保証し、リスナーに高い印象を与え、結果楽曲の成功の助けになります。
F1で技術者や車の調整なしにレースを走る事ができないのと似てます。
車道に出るのでも車検通ってない時点で走っちゃいけないですよね?
テレビでも放送していいルールを守って初めて放送される事が許されるのです。
そして僕は音楽番組を全国放送したりラジオも実際自分で作って10年ほどはやりました。
ですので機材の違いは勿論それぞれの音の特徴や違いを理解して実際の音に反映できる技術これもまた必要な様に思っています。
プロはそういうものを持っています。
使いこなして初めてプロな気がします。
ただのコレクターではありません。
良い音を作るための機材コレクターです。
これがエンジニアやアーティストにとって俗に言う押し活です。
そこら辺りの力をかりられるのがプロへオーダーするメリットじゃないでしょうか?
Mix師の選び方と注意点
料理を選ぶときと似てるかもしれません。
例えば、1000円の料理を食べる時原価2000円のお肉を食べられると思ったら間違いですよね?
無理言うなって言う話になりますから。
人件費、技術料、レストランの設備代。
企業努力を踏まえて原価300円位〜400円位のお肉ですよね。
いろいろ料理店も支払わなきゃいけないものがありますから。
大体オーディオインターフェイスでもプロ用と言われるのはそれだけで200,000円位はします。
DAWソフト(レコーダー)
もマスタリング、ラウドネス調整ができないと放送用にはなりませんので
大体DAWソフトが1つ5〜6万位ですか?
各メーカーが出してるdawと言うソフトになるんですが最上位機種でないと放送用には基本できないので。
これがカメラで言うボディーに当たると思います。
このDAWソフトもサウンドエンジンって言われてて
同じ楽器を同じ環境で、収録しても再生される音が違うと言われてます。
ですから、カメラで言うイメージセンサーが違うと同じレンズを使っても色味だったり要は出てくる映像が違いますよね。それと似ていると思います。
そしてプロセッサーって言われて、もちろんカメラで言う巻餌レンズとか
キットレンズで写真は撮れます。
スマホカメラで写真は撮れます。
撮れるには撮れるんですけど、
レンズによっていろんな表現ができます。
映画を撮るにはシネレンズだったり、決めのショットだったら、単焦点だったりするわけです。
色々あります。
それと、全く同じようにneveだったり、SSLだったりいろいろなメーカー、ユニバーサルオーディオだったりAPIだったりいろいろほんとにあるんです。
これ全部プロセッサーの話です。
音をレコーディングする時にマイクが立っててレコーダーにつながっているんですがその間に存在しているのがプロセッサーたちです。
今あげたメーカーは録音機能は一切ありません。
マイクからレコーダー(daw) だったり
インサートと言われる レコーダーの手前で音を調整するものです。
※
そしてその中にもコンプレッサープリアンプ、イコライザーリミッター、マキシマイザー、
リバーブディレイ、モジュレーションの中にもコーラス、フランジャー、トレモロとかまたさらにいろいろ種類があるわけです。
全部音を調整するための機材 プロセッサーの種類のカテゴリ一の名前です。
カメラのレンズが何枚構成とかありますよね?
それぞれのレンズが、いろんな役割を担って、光を通して1枚の絵が出てくるわけです。
プロセッサーも同じようにいろんな役割があって、同じギターを収録するのでも全く別の表現としてプロセッサー(カメラでいうレンズ)があるわけです。
※
同じモデルさんを取るのでも、カメラが変われば表現も変わりますし、レンズが変わればまたそれも出てくる映像の表情が変わります。
それと似ています。
つまりアーティストの音源は高級レンズが使われます。
全部が全部じゃないと思いますが。
つまり、いいプロセッサーです。
プレミアムなプラグイン達です。
マイクやdawこれは各社でそろってますし歌ってみたやってみたいと思ってる初心者でも聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
その間に入るプロセッサー、これが基本的に音をプロにしていくという事だと思います。
ここがほとんど音を変えるんで、味だったりレンズで行ったら、ボケの表現だったり、とろけるようなとかいろんな表現がいろんなレンズに対してされてると思います。
音楽のプロセッサーもシルキーって言われたり、カラッとしたアメリカンなとか言われたり、
いろいろな表現をされながら、いろいろなキャラクターを生かして表現されます。
ジャンルであったり声質であったり好みのギターサウンドであったりと色々な楽器もまた然りです。
何時間かかけてしっかりやってほしい。
ミキシングも日を置いて確認するのがいいと言われています。
それはシンプルに耳の筋肉が8時間も大きな音量に耐えられるように作られていないからです。
アーティストが突発性難聴になるのはこのためです。
何時間もぶっ通しで、レコーディングして、耳を壊してしまっているのです。
さらに収録終わりからミキシングの作業は始まるので
オッケーテイクが集まったら、そこからもエンジニアの仕事です。
耳を酷使します。
その状態で最終的な判断をするのは危険という意味でミキシングの確認は日を跨いでチェックされます。
編集作業は大体エンジニアだけでやられますから、
各トラックの調整、タイミング補正、ピッチ補正、から始まり、各楽器の最終的な音色、音量調整等が始まります。ミックスだけでやっぱりちゃんとやると丸一日かかると思います。
そういったこともエンジニアに丁寧にやってほしい。
おなじですから、ビデオエディターの人はYouTubeの編集時間がかかるとか言われます。
素人さんでも仕上がりがプロのクオリティーじゃなくてそれぐらいかかるのです。
編集自体はプロの方が早いかもしれませんが、求められる基準が高くて、例えば音楽番組だったら1週で300万人が聞く放送でしたから。
そのほとんどの人が納得できる音を作るっていうことで、最初から動いてます。
ルールにそった放送ができるようにするには本当に時間がかかります。
プレミアムな機材をふんだんに使ってアーティスト達と同じ様に調整してほしい。
だとしたら、それなりの機材とそれなりの時間がプロの手によってかけられます。
値段は技術と機材と両方で決まってきていると思います。
これが注意なんですが基本的に著作権がエンジニアには認められてないので人の曲をミックスしたとしても放送した技術者であっても自分のサイトで自由に使えません。
音で決めるそれがいいと思います。
ただプロ達が作った音は使用料もしっかりと払って放送されてます。スポンサーが。
だからスポンサーファーストなんです。
(現代でもいろいろ問題にはなってますが)
本当にそれなりと言いますか巨額と言いますか、それだけお金払ってますから。
だから結論としてはどんなことをしてきたエンジニアか使用機材はプロ仕様なのか。
落とし穴として音源をのせてないエンジニアの方がルールを守って筋通して商売してると言えると思います。
例えばサッカーのyoutubeチャンネルでも元日本代表選手だったとしても自分が出た試合の映像使ってないですよね?
これは放映権を持ってないという事です。
でもその試合に出てたとかボール蹴ってたの俺だぞ?
という理論もわかります。
番組でもアーティストが出演した映像が欲しいと言ってこられる方はいらっしゃいますが、それもまた無理なのです。
なぜならその収録と権利はスポンサーが持つからです。
全部の収録費用出してアーティストもお金出して呼んで、アーティスト個人に収録物を同じ放送を勝手に自身のsnsで放送されちゃかなわないですよね?
それは番組のスポンサーになって出資してくださいって言う話ですから。
これが理由なんです。
著作権と放映権で、音源は載せられない。
それを守ってる人こそ、信頼できる理由がわかったでしょうか?
だから、エンジニアさんも音源を載せてない人が多いのがこういった理由だと思います。
これで少しはエンジニアさんを選ぶときの基準の参考になったでしょうか?
プロmix師へのマナー
1番大事なのは、やっぱりコミュニケーションだと思います。オンラインといえどなんだかんだでこれが1番重要だと思います。
自分の要望をしっかり明確に伝えること。何をやってほしいか。
まずは何でも言ってください。こんなこと言っていいのかっていうところまで言っていいと思います。
良いものを作るために、必要であればガンガン意見するべきです。
全体に対してなのか、その要望は、ある特定の場所に対してなら、その場所をできれば時間も添える、
編集してから場所が違うじゃん?
オーダーした側も、うーってなりますよね?
そういうのは面倒ですから。
一緒に2コーラス目のBセクションの様な伝え方。
特にオンラインですと、「今のところ今のとこって」いうのはしにくくなります。
ですので、何分何秒のところとか、時間軸的なところとワンコーラス目ツーコーラス目なのか?
シーメロなのか大サビなのか?
よく分からなければ時間が1番わかりやすいですよね?
渡した音源の2:53のリップノイズが気になっている。
とか、35秒あたりのsの音が刺さるとか。
これで伝わりますから。
簡単ですよね?
こういったことをまず合わせて伝えること。
すれ違って別の所編集しても仕方ないですし、
こういった事は起こりやすいので、注意が必要です。
明確に数字で示すと他の場所以外なくなりますから。
しっかりとなるべく数字でもってそこをどうしてほしいのかとか明確に伝える事は重要です。
Mixはもっと感覚的な事が増えていきますので相談が1番重要だと思います。
攻めたミックスなんかはまず間違いなくコミュニーケーションからしか生まれません。
何も要望がなければ汚さず綺麗に仕上げるのがエンジニアです。
Mixの醍醐味は倍音だとかキャラクター付けとかよく言われます。
倍音に聞して言えばそれはすごく乱暴に一言で言うならば歪ませること。
大事なのは音のキャラクターを得たいかに集約されてる様な気がします。
ラーメンやハンバーガーってジャンクですけど結局みんな好きでしょう?
高タンパク低脂質だけの食事の様な音楽をずっと聴き続けることはなく、名盤、名作、ミリオン産ん出た時代の音楽やレトロブームの中には非効率な温かみのあるアナログ感ある、割れとも違うクリーンとも違う、境のドライブが必ずある様に思います。
効率だけ追求した音楽に心は込められるか?という様な禅問答があると思います。
流行りのchatgptに心はあると思いますか?
聴いて楽しい、悲しい、嬉しい、元気になる。泣ける。辛い、1人じゃない、歯食いしばれ、耐えろ、逃げるな、立ち向かえ、負けるな。
こういうのが詰まったものが音楽ですよね?
僕はやっぱりそこを1番大事に思うエンジニアです。
勿論1曲のmixに1週間まるまるかけるわけには行かないので効率は求めます。
これは当然です。
長くなれば長くなる程エンジニア料も増しますので、
予算の中でしっかり仕上げる。
プロジェクトでは大事なところです。
リスペクトをもってお互いに言いたいことはしっかりいって納期の時間、予算で仕上げる。
これがいいお互いのいいマナーだと思います。
プロmix師へ依頼の仕方の流れ
簡単に説明しますと
Kazunori O music つまり僕のサービスですとオンラインで決済してその時に要望を伝えてもらっています。
ファイルを送ってもらって要望に沿ったmixをします。
ファイルを送り返して確認して頂いて修正があれば修正。
修正して納品という様な流れになっています。
簡単な流れだと思います。
全てオンラインで完結するサービスになります。
注意としましてはデジタルファイルの納品を基本としていますので、返品返金ができない点です。
理由はコピーされてない保証でもって返却ができないものですから。
それもあってオンラインでは大体が先払いだと思います。
その時に要望はしっかり伝えるのが1番基本になります。
的確でクリアな要望はこちらとしても大変スムーズです。
どれだけ多くてもいいです。
できるできないも合わせて答えられると思いますし、
その要望のベクトルに沿っての代案やよりいい提案もできるんじゃないかとも思っています。
だから辺に腹に溜め込む必要はないと思います。
どうして欲しいのか?
逆にどうすればより良くなるのか?
わからなくても大丈夫です。
変な話ですがクリッピングしてなければなんとかします。
言い過ぎかもしれません。
ただ音に関しては見違える様にしたいと思ってます。
他の歌ってみたをやってるプロに太刀打ちできるかは保証できませんがそれは歌い手によるところや録音された音が大きいですから。
ただ約束できるのはプロ達を相手にしてきた技術や知識、機材でもってブラッシュアップするという事でしょうか。
紅白出場者まで収録し放送してきました。打ち合わせしてきましたし、なんならマネジャーさんに入り時間まで伝えてましたのでそう言うADがやる様な事も対アーティストではうち合わせから音の確認までなんやかんやでプロ枠は担当してました。
リファレンス音源の話ですが
この感じのどこかが特にあればそれも伝えましょう。
Mix やマスタリングとかいうのはまだない音楽を作り上げる作業です。
ですので忍耐や新しい創造性、まだ存在しないものをイメージを共有しながら作り上げる作業です。
だからこの世に存在してないものをおろしてくるわけです。
だからそこには根気とイメージの共有、そのための伝える言葉が大事です。
どんな事もそうですが先にも説明した通りオーダーしなければ得られない音がたくさんあります。
特に汚し系の音は綺麗な音と混ざると大変コントラストが美しいです。
しかしエンジニアに要望しなければ汚す方向のmixは得られません。
ブーミーなベース。ブレイクビーツ。
※
なんてものは特にわかりやすいですが、あえて卓でドライブさせたりアナログコンプレッションを用いて作られます。
オーダーを出さなければ無難に仕上げられます。
綺麗にまとめても全然問題はないのですがそれがエンジニアのくせと言いますか。
商売としての現実のサガとでも言いましょうか。
エンジニアリング、特にmixはクリエイティブな作業だと僕はすごく感じています。
ですが日本では綺麗にまとめたものよりの音作りが一般的でありすぎている様に感じています。
その理由の一担はシンプルに著作権にある様に感じています。。
今の所エンジニアに印税は入らない仕組みになっています。
エンジニアリングに著作権はないということです。
したがってその分を技術料で支払うというのが一般的だと思います。
だからクリエイティブではなく無難に文句を言われないミックスをして数をこなす事でエンジニアは稼ぐ人が多いのが現実です。
でも海外の音楽を聴いてみるとヒップホップに始まりかなりのアナログのドライブ感を出して表現したりします。
ですから音量バランスをとることだけみたいに書かれている事がmixで多くなる理由だと思います。
実際は音色の決定までを行います。
主にプロセッサを使ってです。
昨今では、DAWでもプリゲインって言う機能が付いてます。
これは、アナログ機材への入力の信号をコントロールするときのために使われるんですが、これをすることで、ミックス独特のそれこそ皆さんが言うプロの音質を得るためのプロセッサーを鳴らすための設定。
なんです。
ここはキモじゃないですが大事なパートです。
ミキシングの醍醐味じゃないでしょうか?
Mixをやっていて楽しいと感じる部分です。
アナログの機器の音が付加されて独特のキャラクターの音が鳴る。
※
音楽メーカー、各種見てみればわかりますけど、
マイクとレコーダーをつなげる間に入る。プロセッサ、これが1番高いですよね。
どこをどう見渡しても。
中には、付属のプラグインだけでと言う方もいらっしゃいますが、それを言ってしまうと、世界中の音響機器メーカーの多くを否定することになってしまいますし、予算がない人の解決方法の1つですから。
それでもできますって言っただけだと思ってます。
いろんなプロセッサーがプラグイン化されたり、ハードでも出てますが、どれもそれぞれの魅力が、本当に心の底からあると思ってます。
用途はそれぞれありますが、確かに縮小してプラグインに振ったりしてきてるメーカーもあります。
ですが、23年現在ですと、レコーディングするdawソフトよりも1個1個のプロセッサーの方が価格が高いことの方が多いと思います。
だから内情を開けっぴろげにすればこう言った理由でエンジニアたちがきれいに仕上げる仕組みになってるってことです。
ですので、著作権がない代わりにエンジニア料(はとっぱらいで大体時給にすると5000円から位がアメリカでは一般的の様です。
勿論もっと有名になればもっと高くなるらしいですが。
日本ではテレビの仕事では大体1日それ位の金額ですから概ね同じくらいと言えるでしょう。
依頼する前にまず自分が何を必要としているか、どういったところをお願いしたいのか?
これをまず明確にすることが、1番で、自分がどういったサウンドを求めてるのか?
それをできれば、リファレンストラックと言って、こんな感じの音が欲しいって言うようなことを明確にして伝えます。
曖昧で伝えられなければ、イメージの共有がエンジニアとできず、ズレが生じます。
もちろん、それを楽しみながら、本来臨む音にしてもいいですし、
エンジニアが提案した音を受け入れながら、新しい希望を出してもいいと思います。
そういう感じで仕上げていきます。
納期の希望も教えてください。
音源ファイルを頂いてお伝えします。
編集段階が終われば一旦ラフミックスを送りまして、
方向性の確認等をします。
方向の修正があればこの時教えていただければアップデートしてファイルを完成させます。
ミキシングが完了したらアップロード先のラウドネス調整をします。
これが丁寧な流れです。
Youtubeでも他のサイトでも最適化された音源が必要ですのでそれに合わせます。
これで全ての工程が完了します。
フィードバックを頂くなりしてオーダーは終了となります。
以上がオーダーの流れです。
Mix依頼に必要なものとテンプレ
Mix依頼に必要なものとして、
まずはじめにトラック分けされた音源が必要です。(パラ音源、マルチトラック音源)
これ何かと言うと例えば、ボーカルだったら、ボーカル。これで1トラック。
ギターだったら、ギター。これで1トラック。
ハモリだったら、ハモリパート。これで1トラック。
ベースだったら、ベースこれで1トラック。
と言うように、楽器ごと別々の収録をされたもの。
これがパラの音源っていいます。マルチトラックとも言われます。
これを渡されて、初めてミキシングエンジニアは楽曲の各要素を調整し、バランスをとることができます。
また、マルチトラックでの提供が望ましいですが、ステレオトラックでも対応可能です。
もちろんその場合はできることは限られます。
と言うのも、最終的にステレオトラックにまとめる作業になっていくとは思うんですが、
それがまとまってる状態だと、ボーカルのピッチ補正だけ、とかそういったことが不可能になります。ボカロのピッチ補正やタイミング補正、各トラックの補正や理想合わせとタイミング補正そういった事は各トラックが別々になってて初めて編集できるものです。
これをご理解ください。
料理で言えばカレーが出来上がってる状態で、じゃがいもの大きさを調整したりしません。
それと同じで、各食材の大きさやどんなカットをするかっていうのはそれぞれ別々の状態の時に行われます。
音源も同じで、それぞれの楽器を編集した状態で、実際のミックス作業に入ります。
次に、作曲者だったらクライアントの希望や、またアーティストのビジョンに関する情報が重要です。
ミキシングのスタイルや特定の効果の要望などがあれば、それを共有することでより満足のいく結果が得られます。
テンプレートとして、以下のような要素が挙げられます。
音源: すべての楽器やボーカルの録音トラックが含まれていること。
指示書や要望の文書: アーティストの意図や希望、特定のエフェクトや調整の要望があるなら、しっかりと明記されていること。
テンポとキーの情報: 楽曲のテンポとキーが明示されていること。キーは部分転調もあるので無しでもよし。
(BPMでもソフトで、取り込んだり頭の切り方、お尻の切り方1つで、わずかにテンポがずれることがあります。ですのできっちり教えていただいた方が、エフェクトの効果がずれない良い結果を生めます。(例140.007、4/4、Cメジャー)
参考曲(リファレンス): 類似するサウンドやミキシングスタイルの楽曲を提供することで、理想的な方向性を示すことができます。
これらの情報が揃うことで、ミキシングエンジニア(mix師)はより効果的にクライアントの期待に応えることができます。
テンプレートまとめ
1 音源(マルチトラックwav、Aiff)
各トラックごとに英語で名前をつけます。ex EG Vo
モノラルトラックなら、モノラルトラックで書き出し、ステレオトラックならステレオトラックで書き出し(頭とお尻4小節単位。8小節でも構いません。余白をとっておくこと)
2 テンポBPM
3 キー情報
4 要望(特定のエフェクト含む)
5 リファレンストラック (参考音源)
スタイルが似たような曲 完成イメージに近い楽曲を選びます
6 どこにアップロードするか?(ラウドラス値の調整の為)
プロmix師への音源の渡し方
※
歌ってみたミックスに限らず、ミキシングの依頼ということで、音源の渡し方を説明していきます。
歌ってみたミックスでしたら、もう少しシンプルにファイル数が少なくなると言うイメージです。
ファイル転送サービス
Gigafile 便というサービスを使います。
チェックリストです。
- 音割れしていないかチェックする
- パートごとにトラックを分ける(トラックの名前を英語で書いておく日本語だと文字化けする可能性があるため)
- 頭出しをする(4-8小節)
- BPMを記入する (こちらでも読み出せますがあると丁寧だと思います)
- エフェクトをすべて外す
- トラックに合わせてモノラル・ステレオで書き出す
- ファイルの形式は「WAV・48kHz/24bit」がおすすめ
- イメージや期限など要望を伝える
1 クリッピングしてないか、これをチェックする必要があります。
なぜなら、ノイズの原因になるからなんですがオーディオインターフェイス、マイクプリ、書き出し時に警告するDAWソフトもあると思います。
接続機器のクリッピングで音が潰れてないか?
2
特にドラムが必要かもしれないですね。気をつける点として。
例えば、打ち込みとか作った音源ですと、1つのトラックにステレオトラックにまとまってることが多いと思うんですが、それをキックですとかスネアトップ、スネアボトム、ハイハットとかそうやって別々のオーディオファイルにする必要があるんです。
それを最終的に書き出して、名前もスネアだったら、スネアトップって書いてできれば英語で文字化けすることもあるんで、その辺は注意が必要です。
モノラルならモノラル、ステレオなら、ステレオこれもまた注意しましょう。
3
頭出しと言うのは、曲に入る前の何小節か4小節だったり、8小節だったり、ループできる単位のBPM に合わせた小節を頭と後にくっつけておきながら書き出す。
大体、頭出しはマスタリングまでやると、頭出しは0.5秒曲が始まるまで、曲の終わりは2秒以上と言われてます。
なぜかと言うと、次の曲に入る前に頭を切り替えるのに、それぐらいの時間が人にはかかるらしいんです。
それがお尻が2秒以上って言われる理由です。
ですので、基本的にそれ以上の時間であったり、頭だったら4小節8小節、弱起とかあるでしょうけど、最終的には0.5秒位できるんで、それよりも多い小節、できればBPMに合わせて欲しいんです。
プロジェクトファイルを開いて、BPMを打ち込んでいただいたファイルを貼り付ければ、きっちり小節に合う。
すぐ編集に入れますし、そのミキシング作業にも行けます。
スムーズなファイルの受け渡しのために必要なことを話します。
4
エフェクトを全て外す。
これは必要なければ必要ないでいいんです。どうしてもこの音がいいって言うんであれば全然つけてもらって構いません。
ただ注意しなければいけないのは、例えばインサートでエレキギターにショートディレイ入れたりして
その後に編集したりすると、仮にリズムが良くなかったとしたとします。
そうするともちろんそのショートディレイごと編集することになるんのでご理解の上、書き出して欲しいです。
次に書き出すときのファイル形式なんですが、24ビット48キロヘルツが1番一般的だと思います。
これが僕も1番多いです。
スタンダードになってます。
そして、Aiffよりもwavの方が多いです。
ですので、これで書き出しましょう。
そして、依頼するときに大事なことですが、要望ですね。
どうして欲しいのか?リファレンスはあるのか?
それをあらかじめ先に伝えておいた方がいいです。希望があれば、
細かい事でも書いておいた方が良いと思います。
後で方向性を変えるとなっても、第一希望をしっかり伝えましょう。
リファレンスも1つじゃなく、2つが伝わると思ったら、2つのほうがいいですから。
遠慮することないです。
自分の希望をしっかり伝えましょう。
よくわからない希望もその意図を組み上げることができますから、例えばハムバッカーの音シングルにしてとか言われても、それは無理な話なんですが、
チャキチャキしてほしいのねっていうのはちゃんと伝わりますから。
そこは安心してください。
まとめ
今日はプロのmix師 への依頼の方法や
音源ファイルの渡し方
オーダーの仕方
依頼時に必要なもの
をまとめてみました.
どれも実際、プロ達 が音源を渡すやり方ですので、 参考になれば幸いです。